鹿児島市議会 2022-12-13 12月13日-03号
メルトダウンを当時の菅総理が知ったのさえ事故の2か月後の5月、9月に交代された原子力規制委員会の更田前委員長は、「デブリの量は約880トンで、人が近づけないのでこのデブリ取り出しでさえも29年、約30年かかり、終えるためには毎日休みなく80キロを取り出さなくてはならないので工程見直しが必要だ」と指摘しています。廃炉作業が進まないわけが理解できます。
メルトダウンを当時の菅総理が知ったのさえ事故の2か月後の5月、9月に交代された原子力規制委員会の更田前委員長は、「デブリの量は約880トンで、人が近づけないのでこのデブリ取り出しでさえも29年、約30年かかり、終えるためには毎日休みなく80キロを取り出さなくてはならないので工程見直しが必要だ」と指摘しています。廃炉作業が進まないわけが理解できます。
万が一、メルトダウンすればどうなるのか、元東芝の原子炉格納容器設計者である後藤政志さんは、福島第一原発事故で溶け落ちた核燃料などの堆積物の塊であるデブリ八百八十トンを全て取り出さないと廃炉工程にも入れない、そのデブリは、近づけば人が数分で死ぬような放射線を出していて、全燃料のデブリ取り出しは人類未到の領域であって、福島第一原発事故からやがて九年、まだ廃炉のスタート地点にすら立てていないという現実を嘆